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歯周病について

歯周病(歯槽膿漏)について

歯周病とはどんな病気でしょう?

「歯肉炎」や「歯槽膿漏」など歯を支えている歯周組織(歯肉・歯槽骨など)に起こる病気を"歯周病"といいます。

「歯肉炎」は、歯ぐきだけの炎症で歯肉が赤く腫れ、時々出血をします。

「歯槽膿漏」は、歯肉炎がさらに進行し、歯槽骨まで侵される病気です。

歯周病とは(画像)

 

歯周治療のいろいろ

1 歯周炎・軽度歯周炎の時

歯のクリーニング

歯みがきだけでは落ちない汚れ、タバコのヤニ、紅茶やコーヒー、ワインによる着色は、歯科医や歯科衛生士によるクリーニングで簡単に落とすことができます。エアースケーラーという専用の機械を使ったり、専門のブラシやクリームなどを使ってクリーニングします。 

P・M・T・C(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)という専門的な方法を取り入れています。 

これにより、汚れだけでなく、歯のすき間や裏側にたまった汚れや歯垢もとることができます。

歯のクリーニングを行えば、着色(見ためもブサイクですよね)だけでなく、歯周病の原因となる歯垢も取れる。まさに一石二鳥のクリーニングといえます。きれいな歯と、歯と歯ぐきの健康の維持のために、ぜひご検討ください。

歯のクリーニング(画像)

ただ、クリーニングにも弱点があります。表面だけの汚れや着色はとれるのですが、歯の内部に原因がある場合は他の方法が必要となります。どんな方法が良いかは、クリーニングを受けた上で、歯科医にご相談ください。

2 中程度~重度の歯周炎の時

これにはいろいろな病態があり、治療法も様々です。
ここに一部治療法を記します。

  • 歯のクリーニングを行い、様子を見る(中程度歯周炎)
  • 歯ぐきの中まで専用器具を使い掃除をする(中程度~重度歯周炎)
  • 麻酔をして、歯ぐきを切って掃除をする(重度歯周炎)
  • 抜歯をする(最重度歯周炎時)

などがあり、レントゲンを撮ってからご説明させていただきます。

 

歯周予防

歯周予防(画像)

歯をキレイに磨かずに放置しておくと歯垢や歯石がたまり、この中の細菌が原因となって歯周病が起こります。自覚症状が少なく知らず知らずのうちに進行し、最悪の場合歯を失ってしまうという、怖い病気なのです。

患者様が来院される頃には歯周病の症状が進んでしまっていることが多く、状態が進むほど治療に費やす時間も費用もかかってしまいます。

ご自身でできる歯周病予防のポイントは、日頃の歯磨きにあります。正しいブラッシングを身につけ、食後や寝る前はしっかり歯を磨き、口の中を清潔にすることが大切です。

また、少しでも「歯周病かな?」と感じたら放っておかずに、なるべく早めに歯科医を受診するようにしましょう!

 

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